News & Topics

【卒業制作】作品紹介 サウンドスケープの記述をもとにしたストリートパフォーマンスにおける周辺環境の関係性の考察

本制作は、経験に基づいた音風景が路上における感覚的記述において重要であると捉え、サウンドスケープのあり方を提案したものです。

敷地対象とした愛知県名古屋市鶴間公園を10m間隔のグリッド状に線を地図に引き、経験に基づいた噴水や滝の音などの定位した親水性、および鳥や虫の音色、人々が行き交う音などの揺れ動き変位する現象などが主体的・副次的に聴こえる領域を記述しました。そうした記述の過程で発見したグリーンアドベンチャーという自然学習ツールと音環境の重複する場の周辺環境に多様な滞在の仕方・振る舞いを樹種別のバーゴラ・ベンチ・ステージによって形成する計画を行っています。

(長谷川礼、2021年度卒業設計最優秀作品賞)