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コンビニエンスストアの内部空間における利用及び立地条件に関する研究(2020年度卒業研究優秀論文賞)

橋本研究室4年 橋井銀次郎

本研究ではコンビニエンスストアにおける「滞在」についての考察を行った。

利用者の行動観察から、「滞在」には入店から退店までを表す流動的な要素と店内で静止して商品を見ているという静的な要素が見受けられた。そこから、「滞在」における滞在時間と停止回数の関係に着目し、什器の位置やサイズを変化させるという方法を導出することで、顧客の心理とそれに伴う物理的な什器の修正により移動や停止といった「滞在」に関わる行為を効果的に表現することができた。