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毛利志保准教授の調査研究が1月20日の中日新聞に掲載されました。

「バリアフリー空間」を研究する、毛利研究室の秋田悠甫(4年)さんと橋本朔弥(3年)さんらの取り組みが中日新聞に掲載されました。

記事では、1月13日の南知多町の福祉旅館での取り組みを紹介しています。宿泊する車椅子利用者の協力を得て、障害を持つ方の宿泊の際の苦労について調査しました。当人の許可を得て、客室内で過ごす様子を映像化し、得た情報を分析し、卒業論文の執筆に生かします。

2人は、宿泊する男性の客室に定点カメラを設置。映像として集めたい動作を行っていただき、映像やアンケート結果を集めます。この男性のほか4名の男女にそれぞれ同様の調査をお願いし、性別や障害の重さによる違いについても分析します。

大学卒業後、設計関係の仕事に就く秋田さんは「障害者がもっと泊まりやすい施設の設計などにつなげたい」。来年度卒業論文をまとめる橋本さんは「旅館、ホテルをどう改修したら使いやすくなるのかを研究したい。」と話しています。

この研究は、(一社)バリアフリー総合研究所、(公社)愛知建築士会、金城学院大学、阿部建設などと共同し、引き続き進めていく予定です。