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【卒業研究】研究紹介 ユニット型特別養護老人ホームにおけるユニット内外の関係性の再考

ユニット型特養は、住まいがベースとなり、個人空間が豊かで落ち着いた生活が展開できることがメリットです。しかし、その中の人間関係が合わず、外に交流の場を広げたい人にとっては良い環境といえるでしょうか。

この研究は、本人が望めばユニット外に出ていきやすい施設の計画について、図面分析により明らかにしました。すると、あるユニットから他のユニットの様子はほとんど見えず、アクセスも難しいという実態が判明しました。今後は、中庭や吹抜けの活用によって他のユニットの気配が伝わるような計画の工夫が望まれます。